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メディカル知財センター
 医師・歯科医師、最高レベルの頭脳集団
 三十余年に及ぶ特許を始めとする知財との関りの中で、医師・医科医師の先生方の依頼を何件か扱っています。もっぱら企業との関係を中心に知財の業務を進めてきましたが、企業とはいえ、発明を生み出すのは技術者個人の能力に依存します。発明者なくして発明なしです。
  医師・歯科医師というわが国最高レベルの頭脳集団は、知財から最も遠い場所にいるように思えます。医科大学や歯科大学で教育に関わっている医師・歯科医師の先生方は、大学の知財センターなどの整備に伴い、かなり近い位置にいますが、医師・歯科医師全体としてみたら一部です。ある医科大学の知財センターは年間30件の出願を扱ったといいます。企業レベルから見ると、医師・歯科医師の先生の数に対し30件という数字が少ないのかもしれませんが、それまで個人の先生の判断に依存してきた大学としてみれば多い数であり、年々増加の傾向を辿り、やがては大きな収益源に育つ可能性を秘めています。
  一方、大多数を占める開業医、大学以外の勤務医の先生方は、知財とはほとんど無関係な世界にいると思われます。それでも、開業医や勤務医の先生から時々知財の相談を受けます。相談は医療分野の発明もありますが、医療とは全く関係のない分野のものもあります。
  思うに医師・歯科医師という集団は、わが国で最高レベルの頭脳集団であり、社会的にも信頼され、尊敬されている集団です。最高レベルの頭脳集団である医師・歯科医師の先生方の力は知財の世界でもっと活用できるのではないかと思われます。
  発明は個人の力で生み出されます。生まれた発明は特許として出願し、権利を取得することができます。価値ある発明は膨大な経済的価値を生み出します。特に医薬の分野では世界を制覇することもあります。それ故、知財には魔物が住むという方もいます。知財は人を狂わせるほどの力を出すからでしょうか。それともが過大な期待がそう思わせるのでしょうか。
  最高レベルの頭脳集団である医師・歯科医師の先生方のアイデアとして生まれた発明を、特許として出願し、権利を取得し、新たな技術を世の中に公開して更なる発展を促し、発明の実施により世の中に新しい価値を提供していけるような道筋を作ることは、非常に意義があり、興味深く、これを継続していければと思います。
  医師・歯科医師の先生方を知財の世界に案内し、最高レベルの頭脳集団である医師・歯科医師の先生方に、医療分野はもちろんのこと、医療分野を超えて、その並々ならぬ頭脳を使っていただくことで、発明を生み出し、我々知財の専門家である弁理士により権利として育ていければと思います。
  日々多忙な医師・歯科医師の先生方に知財に関心をもっていただき、もし、自分の生み出したアイデアを発明として世の中に送り出してみようかと思ったときに、その案内役として相談に乗ることができればと考え、「メディカル知財センター」なるホームページをつくってみました。
  とはいいましても、それほどの対応能力がある訳でなく、余裕のある範囲で可能な限り対応してみようと思います。もし、予想を上回る反響であれば、組織立った対応も視野に入れようと思います。
 知財相談コーナー(Q&A)
特許や実用新案について質問に答えるコーナーです。質問の内容を選んでクリックしてください。
1.特許の出願
特許出願したいと思いますが、どうしたらよいでしょうか。
使用している医療器具の改良を考えています。これにより使い勝手がかなり改善できます。メーカーの担当者に話なす前に、私のアイデアを何とか形にして残しておきたいとも思います。どうしたらよいでしょうか。
アイデアにつき知財を確保したいと思いますが、費用や時間がかかりそうなので、あまり乗り気になれないのですが。
新しい治療方法を考えております。治療方法について特許をとることができるのでしょうか。
新しい手術方法を考えております。手術方法について特許をとることができるのでしょうか。
新しい診断方法を考えております。診断方法について特許をとることができるのでしょうか。
   
  2.弁理士と出願
    特許事務所に出願手続をお願いしたいと思いますが、どうしたら良いでしょうか。
   
  3. 特許出願するメリット
    なぜ特許出願する必要があるのでしょうか。
   
  4.出願公開
    出願公開とは何でしょうか。
   
  5.審査請求
    出願しただけでは審査されないと聞きましたが、どういうことでしょうか。
   
  6.実体審査と特許権
    審査請求するとどうなるのでしょうか。
   
     
  7.出願から権利発生までの期間
    出願してから権利になるまでに時間がかかると聞いてしますが、どのくらいかかるのでしょうか。
   
  8.特許権の維持
    登録後に権利を維持するにはどうしたら良いでしょうか。
   
  9.実用新案登録出願と特許出願の相違
   

簡単なアイデアですが、利用価値は高いと思います。実用新案登録出願したいのですが、特許出願との違いは何でしょうか。

   

新しい方法を考えています。実用新案登録出願できるでしょうか。

   
  10. 外国出願
   

技術的な改良ではないのですが、使い易く清潔感を出すためデザインに工夫をしてみました。評判が良いので製品化を考えていますが、いかかでしょうか。

   
  11.国際特許出願(PCT出願)
   

3代続く病院を経営しています。施設の改修に伴い新しい名前を考えています。病院の名称を商標登録することができるでしょうか。

  
 相談メール
医師・歯科医師の先生に限り、特許などの知財のご相談に応じます。ご相談は原則無料となります。ご相談内容に基づき必要な業務を行う場合は費用が発生します。ご相談内容は守秘事項とし、ご本人以外に知られることはありません。
 
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